クリスマスツリーやリース飾りに人気のクリスマス花材おすすめ5種【花言葉や飾りの意味】

Botanical life

クリスマスのツリー飾りやクリスマスリース作りに、よく使われている人気の花材を紹介します。

花・枝・実物を含めたクリスマスの定番花材の中から、リース作りやツリーの飾り付けなどに使う時におすすめの花材5種類です。

花材の利用法から花言葉やツリーの飾り付けの意味も解説します。

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クリスマスに人気のおすすめ花材5種

クリスマスシーズンに街中でよく見かける、花飾りに使われている花材の中からハンドメイド制作や飾り付けに使う場合のおすすめの5種類はこちらです。

おすすめ①:ポインセチア
おすすめ②:クリスマスローズ
おすすめ③:バラ
おすすめ④ : ヒイラギ
おすすめ⑤ : モミ

それぞれを解説します。

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おすすめ①:ポインセチア

クリスマスの短い時期だからこそ楽しめる花木。

シーズンになると11月頃から、切花としても出回っていてアレンジしやすくとても人気です。

印象的な鮮やかな赤色から淡いピンクやベージュっぽい色の花まで種類も増えています。

使い方としては花瓶にそのまま飾っても良いし、リースのワンポイントとして飾ってもおしゃれで可愛いです。

ポインセチアだけを束ねたブーケをプレゼントとして贈るのも素敵ですね。

花の開花がクリスマスシーズンでポインセチアの花の色から17世紀頃フランシスコ修道会の僧たちが、「赤は清純なキリストの血」「緑は農作物の生長」を表していると考え、誕生祭の行列に用いるようになったことがはじまりと言われています。

DATA

ポインセチア_Poinsettia
学名:Euphorbia pulcherrima
科名:トウダイグサ科
属名:トウダイグサ属
和名:猩々木(ショウジョウボク)
英名:Christmas flower , Christmas star

◆花言葉

祝福、幸運を祈る、聖なる願い

◆おすすめの利用法

切花、アレンジメント、花束、鉢植え、リース飾り

おすすめ②:クリスマスローズ

名前にも「クリスマス」と入っており、その名のとおりクリスマス時期に開花する花。

純粋な白さと開花時期から、純潔の象徴としても扱われていますが、全草が有毒です。

そのため、人についた悪霊をを取り除くという西洋の言い伝えから「慰め」という花言葉も付けられています。

独特の模様がちょっと一味違った雰囲気を見せてくれる花で、一輪あるだけで花アレンジのイメージもグッと大人っぽくおしゃれに見せてくれます。

クリスマスローズを束ねたブーケをガラスの花瓶にバサッといけて、まわりにキャンドルを添えるだけで大人なクリスマスコーデが完成します。

冬時期だけの、花時間が楽しめそうですね!

DATA

クリスマスローズ_Christmas rose
学名:Helleborus
科名:キンポウゲ科
属名:ヘレボルス属
和名:寒芍薬(カンシャクヤク)

◆花言葉

慰め、私を忘れないで

◆おすすめの利用法

切花、アレンジメント、花束、鉢植え、リース飾り、スワッグetc

おすすめ③:バラ

愛する人に贈る花の代表格ともなっているバラの花は「花の女王」とも呼ばれています。

新しい品種が次々と誕生し約3万種以上を超えると言われています。(品種改良等により数は変わります。)

色とりどりの花色もとても美しく香りも品種によって違い、さまざまな表情を見せてくれるバラの花はアレンジメントや花束、ドライフラワーにまでなるので様々なシーンで活躍します。

クリスマスツリーやリースなどのイメージよりは、「愛情」を意味する赤い薔薇の花束のプレゼントとしてやアレンジメントをクリスマスの食卓に飾るのも良いですね!

リースに使う場合は、赤いバラだけで作ったリース飾りもおしゃれで可愛いです。

DATA

バラ_Rose
学名:Rosa
科名:バラ科
属名:バラ属
和名:薔薇(バラ・ショウビ)

◆花言葉

情熱、熱烈な恋、愛(赤)、上品(ピンク)、無邪気(白)

◆おすすめの利用法

切花、アレンジメント、花束、鉢植え、リース飾り、スワッグ

おすすめ④ : ヒイラギ

ギザギザした葉が特徴のヒイラギはクリスマス時期になると、必ず街のいろんなところで花飾りとして見ることができます。

トゲは鬼祓い、ヒイラギの葉を燃焼する音は虫払いに効果的とされており、節分の日に玄関に飾ると良いともされています。

イギリスでは「愛と希望の象徴の木」とされていて、家族を祝福する精霊を迎える文化もあります。

どちらもギザギザしたトゲのような葉が邪気を払い悪いものから守るという意味があり、飾ることで家族を守る魔除けとしての意味があります。

DATA

ヒイラギ_Chinese holly
学名:Osmanthus heterophyllus
科名:モクセイ科
属名:モクセイ属
和名:柊(ヒイラギ)

◆花言葉

保護、先見の明、用心深さ

◆おすすめの利用法

切花、アレンジメント、リース飾り

おすすめ⑤ :  モミ

冬に間もしっかりと緑色を保ち、清々しい木の香りを漂わせるモミの木はクリスマスシーズンを代表とする枝物です。

クリスマスツリーとして利用されることで有名ですね。

もともとはクリスマスに無関係だったモミの木ですが、冬でも落葉しない緑のモミの木を部屋の中に飾り生命力を授かろうとしていたことから飾られるようになったとか。

変わらない生き生きとした鮮やかな緑が、凍える寒さを温かくさせてくれるようですね。

DATA

モミ_Momi
学名:Abies firma
科名:マツ科
属名:モミ属
和名:樅(モミ)

◆花言葉

時間、真実、昇進

◆おすすめの利用法

切花、アレンジメント、鉢植え、ツリー、リース飾り、スワッグ

クリスマスツリーの飾りの意味

クリスマスツリーに飾るさまざまな飾り物にも一つ一つ意味があります。

◆トップスター(ツリーの一番上の星)

「賢者を生まれた地へ導いた星」などの意味があります。

キリスト生誕時に輝いていた星とされています。

◆ベル

キリスト生誕を知らせる、天国からのあいさつの「喜びのベル」という意味があります。

また、羊につけたベルの音で迷子にならないようにということから「人々も神様の元へ帰れる」ことを意味しているとも言われています。

ベルの音が「邪気を払う魔除け」としての意味もあり、さまざまな言い伝えの意味を持っています。

◆リンゴ

「豊かな実り」や「幸福」の意味をもちます。

アダムに原罪をもたらした果実であることや、エデンの園の知恵の実とされている話から「生きる喜びの果実」を表しています。

◆杖(つえ)

羊飼いが杖の曲がったところで迷い出た羊を群れに戻したことから「助け合い」の心を象徴するものとされています。

◆ヒイラギ

おすすめ④上記意味以外に、キリストが全ての人の罪を背負って十字架にはりつけにされた時にかぶらされた「茨の冠」で、赤い実はキリストが流した血の涙を象徴するものとされています。

◆ヤドリギ

「幸福をもたらす聖なる木」とされています。

欧米では、クリスマスに欠かせない飾りものとなっています。

”ヤドリギの下に立っている人にキスをしてもよい” という習慣は小説や映画などにも登場して広く知られています。

◆マツボックリ(松笠)

農作物の豊穣の象徴とされています。

◆キャンドル

「世を照らす光」としての意味があります。

◆リボン

「よい心で永遠に結び合わされる」という意味があります。

さいごに

クリスマスシーズンによく見かける花飾りの、定番的なおすすめ花材5種類の特徴を解説しました。

なんとなく使っていた材料にも、それぞれ意味があります。

クリスマスツリーに飾る飾りものにも一つ一つ意味が込められており、意外と深く感情的な意味合いを持っています。

イエス様が誕生された日とされているクリスマスに飾るものは、イエス・キリストに由来する意味が多いです。

魔除けや生きる喜びを意味するものも多く、今を生きていることに感謝をしクリスマスをお祝いし大切な人と過ごすことが一番良いのかなと感じます。

花飾りに使う材料の意味も一つ知っていると、作る時から飾る時までもっとクリスマスを楽しむことができると思います。

ぜひ、参考にしてみてください。

みなさまが温かいクリスマスを過ごせますように☆

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