フラワーメイキングが初心者の方でも、簡単に上手にできる「紫陽花リース」の作り方を解説します。
紫陽花の花は初心者の方でも扱いやすく、ボリューム感もあるので良い感じに仕上がります。
ワイヤーで土台に巻いていくだけの簡単な方法で完成します。
花を触り作ることを楽しんで制作していきましょう。
▼この記事の動画版もあります。動画を見ながら制作したい方はこちらをご覧ください。▼
Let’s do flower making !!
【step0】材料 : 準備するもの。
【花材】 □紫陽花(あじさい)・・・6本 (制作例は造花の紫陽花6種類を切り分けて使用)
【道具】 □蔓のリース(つるのリース土台) □リースワイヤー(工具用のワイヤー等でもOK) □フローラルテープ(100円ショップでも購入可) □リボン(好きなデザインのリボン何本でもOK) □ハサミ(クラフトバサミがおすすめ)
好きな色や大きさの紫陽花を自由に揃える。
花によってボリュームが違うため、本数は目安。
ボリュームの良い紫陽花を選ぶと作りやすい。
道具類は全て100円ショップでも準備可能。
【step1】下準備:花の切り分け。
01.
紫陽花の茎や葉っぱの部分は使わない為、手で取り外し花と茎の部分を分ける。
(生花の場合はハサミでカットする。)
手で取り外せない花は、ハサミを使い茎を少し残して切り分ける。
ワイヤーを巻く時に、挟む部分が必要なので茎も少し残す。
02.
花と茎で切り分けしたら、次はさらに細かくパーツ分けをする。
さらにパーツ分けすることで、完成したリースの見た目が綺麗に仕上がる。
左上の花を左下のようにパーツ分けする。
残りの花(右側の花)も全てカットしていく。
Point.
土台リースに固定しやすいよう紫陽花を切り分けしパーツにしていく作業は、地味で少しめんどうですが細かくパーツ分けすることで綺麗に仕上がります。
完成作品の見た目にかなり差が出るので、手を抜かず切り分けていきましょう。
下準備でパーツにしておくことで、形を作り始める作業がスムーズに進みます。
【step2】ベース作り:リースを吊るす為の「フック」を作る。
03.
ワイヤーで指ひとつ入るくらいの大きさの輪を作り、2回程ねじって大きさをキープする。
輪の反対側のワイヤーを、リースに巻いて固定する。
リースから3㎝くらいが、完成した時に花からワイヤーがはみ出さないので良い。
04.
リースに固定できたら、余分なワイヤー部分をカットする。
ケガ防止のためワイヤーの先をフローラルテープで巻いて保護しておく。
フローラルテープを巻くことで、テープの粘着力が花を固定するときに花のズレを防ぐので巻きやすくもなる。
ワイヤーの先が隠れる程度でOK。
Point.
「フック」付けは最後の仕上げの時でも良いですが、後かだとワイヤーを固定しづらく花が崩れやすくもなります。
先にしておく方が制作がやりやすいです。
制作を進めていく際に中心の目安にもなるため作りやすくもなります!!
触っても怪我をしないようにしておきましょう!
【step3】花をデザインする:あじさいを巻きつけ固定する。
05.
花を巻いていくワイヤーの始まりを「フック」部分に引っ掛けねじり取れないように固定する。
(取れなければ、巻き方は自由)
06.
「フック」の部分からスタートし、パーツ分けした花を2束ずつ土台に合わせワイヤーを巻く。
花下の茎の部分が固定されるように、親指で抑えた部分をワイヤーで巻く。
茎の部分がキュッと締まるようにワイヤーを引っ張る。
この工程を続けて花を足していく。
巻き方向は、右方向・左方向どちらでもOK。
最後まで1周そのまま巻いていくので手の動かし方で、やりやすい方向で進めていく。
Point.
下準備とベース作りができたら、花をリースに飾っていき紫陽花のリースを完成させていきましょう。
花をリースに添えて、ワイヤーを巻き固定していくだけ。
花の組み合わせやバランスを見ながら、自由に花を飾っていきます。
先ほど固定したワイヤーのフックの部分からスタートすると、ゴールの目安にもなり進めやすいです。
たしていくパーツの量は自由。
たくさん使うと花の量もたくさん必要になりますが、ボリュームの良いリースが出来上がります。
少しずつ使うと、スタイリッシュなリースが完成します。
ワイヤーを使用するのでケガには注意し、あまり強く持ち過ぎずに優しく扱っていくと安全です。
お子さまは大人の方と一緒に取り組みましょう。
【step4】仕上げ:リボンをつけて完成!
07.
好みのリボンを、好きな部分に巻いて飾る。
巻き方は自由。
好きな場所に、好きなリボンを、好きな結び方で飾ろう!
Point.
仕上げにリボンをつけていきますが、リボンなしでもかわいいので先ほどの工程で終了でもOKです!
リボンは好みによって、楽しんでください。
季節によって、リボンだけ変えてみてもかわいいです。
こちらの作品は、「ひと結び」しただけのシンプルな付け方で仕上げました。
完成です☆
おつかれさまでした!!
さいごに。
蔓のリースに、紫陽花を巻き巻きしていくシンプルな作り方。
紫陽花を巻いていくワイヤーさえあれば、花を簡単に固定していけるので簡単に作れます。
花材や道具はどれも100円ショップやホームセンターでも購入できます。
最低限の材料で簡単に制作できるので、コストも抑えて作っていきましょう。
花に合わせた好みのリボンで、自分らしいオリジナルのリースを完成させてください。
今回は造花で制作しましたが、同じ作り方で生花やドライフラワーでも同様にできるリースの作り方です。
最初は力加減が難しい点もあるので、気軽に楽しみたい方は造花から作ってみることをおすすめします。
みなさんが、素敵な花時間に癒され楽しいひとときを過ごせますように!
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