【結婚式準備】ブライダルスケジュールの作り方【準備時期・制作期間・準備リスト】

Wedding flower

結婚式の準備を進めていくための、当日までのブライダルスケジュールの作り方を解説します。

こちらの記事では、「結婚式の日取りが決まったけど、何から準備を始めると良いのかわからない。」「少人数のウェディングパーティーをできる限り手作りしたいけど段取りをどう進めていくと良いかわからない。」という方向けの結婚準備期間のスケジュール管理の方法です。

手作り制作もしながら結婚式の準備を進めて行く中で、何をしていくと良いのかの疑問を解消します。

基本的な結婚式の段取りを把握して、制作物の準備期間も含めたスケジュールを作ります。

【ウェディングイメージ】

・少人数制30〜50人未満くらいのウェディングパーティー
・家族だけの挙式と食事会
・友人だけの披露宴会食パーティー
・カジュアルにラフスタイルのお披露目パーティー
・レストランウェディングやハウスウェディングの様式で開催
・アットホームなガーデンウェディング
・海辺で人前式をするリゾートウェディング etc…

手作りウェディングパーティーを開催したい方は、ぜひご覧ください。

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結婚式準備のための「ブライダルスケジュール」の作り方

結婚式パーティーの主な準備内容はこちらです。

【ブライダルスケジュール】

①: 招待状の準備
②: 記念写真の準備
③: ドレスコーディネート
④: 会場コーディネート
⑤: 演出・ウェディングアイテム
⑥: 手作りフラワーアイテム制作

決めていくことは、大きく振り分けしてこちらの内容になります。

この内容に自分のだいたいの予定を振り分けしたら、スケジュール作りは完了です。

6項目ですが各内容をさらに細かく確認していき、各項目の締切予定を先に立てておくだけでも準備の段取りイメージがつき気持ち的にも安心します。

自分達がやりたいことが他にあったらプラスして、ウェディングデイまでの準備期間を把握しておくと当日に向けての緊張感が緩和され余裕ができます。

スケジュール管理をするにあたり「結婚式準備のやること」にどんなことがあるか先に確認しておくと、スケジュール作りもやりやすくなります。

こちらの記事でも詳しく解説していますので、参考にぜひご覧ください。

 【結婚式DIY】レストランウェディングや少人数制ウェディングパーティー準備の手順【結婚式準備のやることリスト】

少人数ウェディングパーティーやレストランウェディングなど手作り結婚式をしたい方向けのスケジュールの作り方です。

この内容をさらに深堀し解説します。

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①招待状の準備

結婚式に出席してもらいたい招待ゲストへ招待状を送ります。

そのための準備内容はこちらです。

□招待客リストの作成(5〜6ヶ月前)
□招待状デザイン決め(4ヶ月前)
□招待状発注(4ヶ月前)
□宛名書き・切手貼り(3ヶ月前)
□招待状の発送(約2ヶ月半前)

招待状の返信を1ヶ月前までには送り返してもらえるように、約2ヶ月半程前に発送できるように準備をしていきます。

ウェディングパーティの日程が決まったら、招待客リスト作成で招待したいゲストの名前や住所を先にリストアップしていくと宛名書きがスムーズです。

②記念写真の準備

写真スタジオやフォトグラファーにウェディング撮影の依頼をし、記念写真の撮影依頼・アルバムオーダー、前撮り日程の打ち合わせなどをします。

□写真の打ち合わせ(4ヶ月前)
□アルバムオーダー(4ヶ月前)
□前撮り・後撮りの確認(4ヶ月前)
□映像オーダー(生い立ちビデオや当日の映像撮影など)(3ヶ月前)

大切なふたりの記念日にお祝いに来てくれたみんなの笑顔や、ふたりの思い出を写真として残します。

前撮りや後撮り、そして結婚式の当日撮影も含め、カメラマンは撮影をするために常にふたりと一緒に動いていきます。

信頼できるカメラマンに、ふたりの時間を刻んでもらいましょう。

③ドレスコーディネート

挙式・披露宴パーティーまたはレストランウェディングパーティーなどで、ふたりが着る衣装のコーディネートを決めていきます。

□衣装選び(約4ヶ月前〜)
□小物選び(約2ヶ月前)
□ヘアメイク打ち合わせ(約2ヶ月前)
□ブーケの打ち合わせ(約1ヶ月前)
□ヘアメイクリハーサル(約1ヶ月前)
□最終衣装サイズ合わせ(約1週間前)

衣装合わせをしながら、ドレスのスタイリングをしていきます。

早くて1年前からいろんなドレスショップも回る方もいれば、1回の衣装合わせで決定する方もいます。

譲り受けたドレスをリメイクして着たり、オーダーメイドで作ったり、ネットショップで購入したり。

ドレス準備の仕方はさまざまです。

ドレスの枚数によっても進行内容が決まるため、前撮りも含めてどんなシチュエーションで何を着たいのかイメージしながら決めると良いです。

2ヶ月ほど前からベールや髪飾りなどの小物類も決めていきます。

ヘアメイクの打ち合わせでは、実際に本番をイメージしたメイクやヘアセットをしてもらうメイクリハーサルもできますが別料金が発生することもあります。

イメージする雑誌の切り抜きや画像を準備しておくと、美容師さんにも伝わりやすいです。

④会場コーディネート(約2ヶ月前)

結婚式を開催する会場の装飾を花でコーディネートします。

□テーブルクロスのデザイン決め
□ナフキンのデザイン決め
□会場装飾の打ち合わせ
  ・挙式会場
  ・パーティー会場
  ・他サプライズやプレゼントフラワーなど
□ブーケの打ち合わせ(約1〜2ヶ月前)
□手作りアイテム確認
  ・ウェルカムボード
  ・ブーケなど
□持ち込み料の確認
□装花最終確認(約2週間前まで)
□ネームカード・メッセージカード作成(1ヶ月前)

結婚式の雰囲気作りやふたりのイメージをゲストに伝えるための会場コーディネートは、卓上テーブルの数や置き方がわからないとコーディネートも進まないため、だいたいのゲスト人数がわかる頃に花屋さんと打ち合わせを進めています。

結婚式会場によっては提携の花屋さんがあるため、紹介された花屋さんと打ち合わせを進めていきますが、個人でレストランウェディングパーティーや自宅でお披露目パーティーをされる場合などは自分たちで花屋さんに依頼することになります。

ウェディングの花装飾は技術が必要なため、小売の花屋さんによっては依頼を受けていないところもあります。

まずウェディングフラワーを依頼できるか・打ち合わせ可能かを尋ねてみましょう。

個人で花屋さんに依頼するときのポイントはこちらです。

・結婚式のフラワーアイテムは何が必要か
・生花or造花
・開催場所はどこか、どんな会場か
・会場に持ち込みができるか 
・日程はいつか 
・配達方法はどうするのか(自分たちで持っていく、配達依頼するなど) 
・打ち合わせ日程

依頼を電話やメールでするときは、最低でもこちらの内容は伝えられるようにしておきましょう。

ブーケだけなのか、会場装飾もしたいのか。

生花だと当日配達になり、造花だと自前発送ができたり。

打ち合わせをするまでに、花屋さん側でも説明をするための下準備ができるし提案の幅も広がります。

花屋さんによってはドレス合わせの時にブーケの打ち合わせをする場合もありますが、基本的には会場装飾の打ち合わせの時にブーケも一緒に決めることが多いです。

打ち合わせのときに衣装を着た写真を一緒に持っていくと衣装のデザインからも好みが伝わるので、花のコーディネートの参考にもなります。

結婚式のフラワーアイテムがどんなものがあるか、種類やそれぞれの特徴をまとめています。

フラワーアイテム探しの参考に、こちらをご覧ください。

>結婚式のフラワーアイテムの種類【挙式・披露宴パーティー会場装飾・ブーケ・ゲスト用】

⑤演出・ウェディングアイテム

結婚式の進行内容を決めていくために、他にもいろいろ決めることがあります。

□司会進行打ち合わせ(3ヶ月前)
□音響BGM打ち合わせ(2ヶ月前)
□スピーチ・余興の依頼確認(2ヶ月前)
□席次・席札デザイン決め(2ヶ月前)
□料理・ドリンクのオーダー(1ヶ月半前)
□ウェディングケーキのオーダー(1ヶ月半前)
□引出物・引き菓子・ギフト選び(1ヶ月半前)

パーティーの進行内容を司会者さんと考えたり、流れてくる音楽をどうするか、スピーチや余興は誰かにお願いするのか、そしておもてなしの料理内容はどうするのか。

結婚式の準備はすることがたくさんあります。

どれもふたりのことであり、ふたりのために来てくれるゲストのための演出です。

楽しみながら、ふたりらしさが溢れるウェディングアイテムを準備していきましょう。

1~2ヶ月程前からドタバタと準備をすることも多くなるので、どんなことが必要になるか把握しておくと安心です。

⑥手作りフラワーアイテム制作

手作りのウェディングアイテムを制作していきます。

□手作りするものリストアップ(約2ヶ月前)
□制作①
□制作②
□制作③

会場コーディネートを考えるときに全体のコーディネートイメージが決まるので、その中から作りたいものをリストアップしておくと良いです。

フラワーアイテムが気軽に手作りできるものが多いです。

他にも招待状やムービーやギフト類なども含めて、手作りものは多くて3アイテムくらいがベスト。

仕事や家事、プライベート行事の合間に準備をしていくため、貴重な休日を制作ばかりしていると体が休まりません。

程よくできるくらいがベスト!

ウェディングパーティーを思いっきり楽しむためのエネルギーは残しながら、準備していきましょう。

余裕があったら装飾を依頼しているものはそのままお願いして、他にアイテムをプラスするような形で手作りアイテムを増やすようにすると良いです。

例えば、余興のお礼に手作りの花束など。

購入品で考えてたけど手作りできそうだから作るという方向でいくと良いです。

手作りする時間も結婚式の大切な思い出のひとつなので楽しみましょう。

おすすめのウェディング本

結婚式の準備の手順やコーディネートの参考になる本を紹介します。

◆ スマイルウェディング レッスンノート / ワキリエ

この1冊があれば手作りのウェディングパーティーも、かわいいコーディネートが完成します。

2020年に発行されている本ですがウェディングデザインのコーディネートは抜群に可愛くて、いつ見てもおしゃれです。

スマイルウエディング レッスンノート
私らしい式にしたい! ウエディング・ディレクター ワキリエが提案する ハッピー&キュートなアイデア満載 あなたの気持ちを書き込めるノート形式 まずは、「テーマ」と「カラー」を決めることからスタート 結婚式を自分たちらしくプロデュースするため...

◆Flower Noritake フラワーノリタケの花々 / 則武潤二 則武有里

ナチュラルでボタニカルな雰囲気が好きな方は、こちらの本がおすすめです。

自然な生き生きとした装飾が素敵で、季節のコーディネートの参考になります。

会場装飾やテーマ決めのインスピレーションが沸く1冊です。

Flower Noritake フラワーノリタケの花々
Flower Noritake フラワーノリタケの花々

まとめ

結婚式の準備は、6ヶ月ほど前から進んでいきます。

1〜2ヶ月前になると準備物も混み合ってきますので、最初にブライダルスケジュールを作り全体的に動きを把握しておくと安心です。

結婚式準備で疲れたとならないように、結婚準備のスケジュールを確認しながら効率よく進めていきましょう。

ウェディングパーティー当日はもちろん、準備期間も「大切な思い出の時間だった」となるはずです。

最高のウェディングタイムになりますように。

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